PRODUCTアスファルト分析装置

アスファルト混合物中のアスファルトを抽出する試験は品質管理及び検査上重要な試験とされています。省資源・省力化・環境問題に配慮した試験装置をご提供いたします。

ARDENAK-3D
自動アスファルト抽出回収装置(真空乾燥内蔵型)

省資源・省力化・環境問題に配慮した試験装置

アスファルト回収試験は混合物中のアスファルトをその性状のままで取り出し、これについて物理的試験・粘度試験・組成分析試験等に供するために行う重要な試験とされています。これについて物理的試験・粘度試験・組成分析試験等に供するために行う重要な試験とされています。省資源・省力化・環境問題に配慮した試験装置です。

  • アスファルト回収試験を抽出試験→灰分除去→蒸留回収試験まで自動運転します。
  • アスファルト回収試験を自動的に且つ短時間でしかも試験員の拘束時間が非常に少なく行うことが出来ます。
  • 充電式バッテリー搭載で、あらゆる場所で使用可能です。(使用可能時間:10h)
ARDENAK-3D 自動アスファルト抽出回収装置(真空乾燥内蔵型)

特徴

日本産業洗浄協議会より、「2016年度 産業洗浄優秀新製品賞」を受賞しました。

  • 人に優しい炭化水素系溶剤「ASゾール」を使用します。
  • 窒素ガスを吹き込みながら減圧下で蒸留回収を行いますので、酸化による性状劣化及び火災の心配はありません。
  • 抽出から蒸留回収まですべての工程を自動的に行い、常時監視している必要はありません。
  • 高性能フィルターによるフィラー回収自動システムを内蔵しています。
  • 抽出から蒸留回収までの試験にかかる時間を大幅に短縮出来ます。
  • 蒸留回収した溶剤をリサイクルするので経済的なランニングコスト。
  • 抽出溶剤は、環境に優しい炭化水素系溶剤「ASゾール」を使用します。(ISO対応)
  • 試料は1回に4~6kg程度まで投入出来ますので、アスファルト採取量が150g~300gと多く各種性状試験に対応出来ます。
  • 試験者に負担をかけません。

装置概要

運転準備
ソックスレー抽出と同様に、円筒濾紙内に試料を詰め抽出室にセットしてください。
※円筒濾紙4~6本まで抽出室にセット出来ます。
※抽出効果を早めるために抽出促進管を円筒濾紙内にセットしてください。
自動運転
自動抽出:液循環/液切りを設定回数/設定時間を行います。

灰分除去:抽出液はポンプにより高性能フィルターを3段階経由してフィラーを完全除去し蒸留回収釜へ送られます。(約2分間)

蒸留回収

真空ポンプにより蒸留回収釜内を減圧にし、窒素ガスを吹き込みながら回収を行いますので、アスファルトの性状変化を防ぎます。(約3.5時間)
アスファルト採取
蒸留回収釜は傾ける機構となっているので回収アスファルトは簡単に採取出来ます。
クリーニング
蒸留回収釜の清掃はペーパー凝縮方法(自動)で簡単に清掃出来ます。

標準仕様

商品名電源
真空乾燥装置 ARDENAK-DRY3φ 200V 約6KW
空冷式冷水循環装置 CA32UP3φ 200V 約3.2KW
  • 第23回 日本道路会議で「新しいアスファルト回収方法と装置の検証」のタイトルで発表されました。
  • 回収アスファルトの各試験分析・評価は、東京都土木技術研究所・財団法人東京都道路整備保全公社 材料試験センターにお願い致しました。
  • 一部性状分析試験は東北大学反応化学研究所飯野研究室・(有)地域資源活用研究所で行いました。

安心してお使いいただくために

  • 設置後、専属サービススタッフが十分に取扱い説明・指導を行います。
  • 日常の点検業務・作業準備は、チェックシートによって簡単に行う事が出来ます。
  • 設置後、12ケ月に定期点検を行います。(1年後は別途保守契約)
  • トラブルが発生した場合は、すぐにご連絡下さい。専任担当者が電話又はFAXで対応、必要に応じてサービススタッフが責任をもって伺います。